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経営者のタッグパートナー通信【2018年6月号】

このお便りは
従業員30人、年商10億以下の
小規模・中規模企業の
2代目経営者の3大お困りごと

・お金のモヤモヤ、
・人のギスギス
・ビジョンのフワフワ

の解消をお手伝いしている

経営者のタッグパートナー 内山タカユキが
皆さんにお役に立ちそうだなと
感じた情報を発信します。

今回の話題はこちら
1.財布の中身は左右対称
2.お金を回す


1.財布の中身は左右対称

※この話は、
ビジネス会計アカデミー代表
深澤 大輔さんにお聞きした話を
参考に書いています。

貸借対照表という
言葉があります。

このニュースレターを
読む方は分かるかも知れませんが、
経営者の中には
分からない人が多いのです。

なぜでしょうか?

それは、
そもそも触れる機会が少ないまま
経営者になっているからです。

損益計算書は
意外とイメージしやすいのです。

収入と支出を整理する表、
お小遣い帳だったり
家計簿だったりで

似たようなものに
接してきているからです。
(厳密には
キャッシュベースと損益ベースで
違うのですが、
本題で無いので省きます)

でも、貸借対照表って
接することが全然ないのです。
だから知らないのです。

貸借対照表と損益計算書で
大きな認知度の差が
あるのです。

でも、経営をうまく回すうえでは
貸借対照表は知っといた方が有利です。

なので、貸借対照表の話を
したいと思います。

言葉が難しいので
もうちょっとイメージしやすい
言葉にしてみましょう。

左右対照表

大きさが左右対称の表ってイメージが
湧きますね。
そのイメージを持ってもらった上で、
詳しく説明して行きます。

ビジネスやってる上で
現在の会社の持ち物

別の言い方では資産、
これが左(借方)

その持ち物をどうやって工面したか
これが右側(貸方)に来ます。

借りて工面したものが負債
自分で工面したものは資本
で上下に並びます。

左と右の高さが一致する、
高さが左右対称ですね。

いったん、左右対称の表を
イメージしてもらい
その上で資産・負債・資本の関係や、
更に細かい科目別に
落とし込んでいったら
分かりやすいですね。

で、貸借対照表が
何を表しているか、
分かりやすい言葉を使うと

貸借対照表は財布の中身

財布の中のお金(資産)を
自分で工面した(資本)か
人から借りて工面した(負債)か
で表しています。
これで左と右が一致するのです。

財布の中身は左右対称

こんな風に分かりやすい言葉を
組み合わせて伝えることで
分かってもらえる方も
いるかもしれませんね。

2. お金を回す

今度は、もう一つの財務諸表
損益計算書と組み合わせて
見てみましょう。

分かりやすくするために
立ち上げて間もない
企業の例で考えます。

始めに
500万持っている状態、

その500万のうち、
300万は借りて、
200万は自分で貯めて
準備した物だとします。

ここで、
50万までは
お金を突っ込んでも
大丈夫だなって
判断して

50万分の
物を仕入れたとします。

そして、その物が
100万で売れたら。
50万が利益です。

貸借対照表の資産が
550万になりますね。

そしてこの次ですが、
増えた50万を
どうするか・・・

貯めたままに
するので無くて
また次の仕入に
回すのです。

昨年と同じ
仕入額の50万に加えて、
今回利益で増えた分の50万、

合わせて100万を
仕入に使う。

50%が
利益になるとすると
今回の利益は
100万円

そうすると
貸借対照表の資産は
650万になる

こんな風にして
お金を回して行くのです。

この、お金の回し方を
きちんと設計できれば
ビジネスが
伸びていきますね。

当然、こんなにきれいに
回ることばかりでは
ないですが、
理想のイメージの一つとして
考えて下さい。


発行者:
ひまわり経営コンサルティング 内山 崇行(うちやまたかゆき)
厚木市愛甲1-21-3
mail:uchiyama@himawari-consul.link
Tel:090-1790-3077
Fax:050-3488-1518
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