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Jリーグの意思決定のプロセスに見習おう

こんにちは。

元気があれば、何でもできる!

経営者の
タッグパートナー
内山タカユキです。

Jリーグが今年の開催について
J1、J2、J3全てのカテゴリーについて
昇格あり、降格無しの特例ルールを決めました。

なので、J1については
今年が18チーム、来年が20チームとなります。

ちなみに昨年は
・J1→J2へは下位2チームが自動降格、下から3番目のチームは入替戦
・J2→J1へは上位2チームが自動昇格、3位のチームは入替戦
でした。

湘南ベルマーレが入れ替え戦にまわって
薄氷を踏む思いで残留したのは
まだまだ忘れられません。

この決定を見た時に「なぜ?」
という疑問しか浮かびませんでした。

しかし、スポーツライターの藤江直人さんの記事にあった
村井チェアマンの話を読んで
その疑問はすっかり解けました。

Jリーグ事務局と全クラブの間で確認したのは
「サッカーに対してどのように向き合っていくのか、
という基本姿勢に対する目線の高さを合わせる」

「結論を言うと、再開のタイミングがいつであっても
さまざまな障害がこれからも現れる可能性があるけれども、
そのなかでも意思をもってサッカーを続けていこう、となりました」

例えば、感染者がチームに出た場合、
濃厚接触者も隔離することになる。
その場合はユース選手を使ってでも公式戦を行う。
・・・ってすると、どうしたって公平な試合にはなりにくい・・・

というような感じで、
考えられる様々な状況を
シミュレーションしています。

で、いろいろなケースが想像されますが・・・

「ひとつずつの事例を公平だ、不公平だとあげていくのは、
この非常事態のもとではきりがない。
そういう判断がありうるなかで、Jリーグとしてどのような困難があっても、
不公正があっても、不公平があっても、ある意味でそれらを
クラブ全体で飲み込んでスポーツに向かっていこう、となりました」

とのこと。
何があっても「Jリーグを止めない」という強い意志を示しています。

でも、降格を作らないのは分かりました。
ではなぜ、昇格チームは作るのか?
これに対しても明確な答えがありました。

「我々としては目標に向かって選手たちが頑張っていく姿を推奨したいし、
結果を残した選手たちに対しては報いていきたい。
だからこそ、こういう状況のなかでも頑張った象徴となる昇格は残し、
ある意味で競技結果に対する大きな罰則ともとらえられる降格は、今回は保留しようとなりました」

罰則はないけれど、頑張った成果には報いる、という
前向きな目標設定をしています。

とはいえ、今後どうなるかはわかりません。なので、
「・・・ただ、日々状況が変わっていくなかで、
本当ににっちもさっちもいかなくなったときに
降格なしという考えを出すのではなく、
あらかじめ決めておいた上で再開に備えた方がいいと、
最後は総意で決まった次第です」

最悪のケースも想定しています。

まとめると、こんなことが見習うべき事かと思います。

・大前提として「サッカーを続ける」と言うことを決めた
・それはそれとして、想定される様々なケースを想定した
・その上で最悪と思われるケース(続けられない)への対応を決めた
・でも希望を持てる目標は設定した
・その意思決定のプロセスをオープンにして理解を求めた
・待ってもしかたないので、見切り発車的に覚悟を決めてやっている

めっちゃ参考にさせていただきます。

「Jリーグの意思決定のプロセスに見習おう」

今日は解説ブログでしたが
僕自身のことを書くよりよっぽど参考になると思います(^-^;

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

今日も頑張って行きましょう。
ではっ


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