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経営者のタッグパートナー通信【2018年8月号】

このお便りは
従業員30人、年商10億以下の
小規模・中規模企業の
2代目経営者の3大お困りごと

・お金のモヤモヤ、
・人のギスギス
・ビジョンのフワフワ
の解消をお手伝いしている

経営者のタッグパートナー 内山タカユキが
皆さんにお役に立ちそうだなと
感じた情報を発信します。

今回の話題はこちら
1.包丁と借入
2.ホントに節税ですか?


1.包丁と借入

料理をする時に包丁を使うことって
ありますね。

包丁は
使い方によっては
指を切ったり
人を傷つけたり
しかねません。

でも
料理をする上では
便利で欠かせないものですね。

つまり
正しい使い方をわかって
使うことが大切なのです。

ビジネスにおける

負債、つまり借入金も
同じように考えてみます。

うまく使えば
ビジネスを
大きく伸ばせますが

間違った使い方をすると
身を滅ぼすことに
なりかねません。

では どう使えばいいのでしょうか?

例えば、
毎月の返済額を
まかなうために
どの程度の売上を
上げればよいかを
見定める。

そしてその売上を立てるために
何をすればよいかを
落とし込むことが
考えられます。

返済額から
組み立てることで
安心してどこまで返せるかが
分かりますね。

このように
組み立てることで
借入をうまくコントロールできますね。

このような考えで
より多くの中小企業が
発展していけたらと
考えています。

2.ホントに節税ですか?

よく、
決算時期が近くなって
利益が出そうという話になると
「節税」という言葉が出てきます。

ただ、
社長が考える節税って、
「税金を減らしたい」
というよりは
「手元に資金を多く残したい」
という意味合いの方が
強いのではないでしょうか?

ちょっとシミュレーションしてみましょう。

仮に100万円の利益が
出そうとなった場合に
保険に加入する場合、しない場合で考えてみます。

1)
100万円の全損の保険に
加入した場合

法人税率を30%とすると
100万円分の利益が
なくなるわけですから、
100万×30%=30万円の
節税効果があります。

一方で、保険に加入するので
100万円分の現金流出があります。

100万円ー30万円=70万円の
現金流出となります。

2)
何もしなかった場合
100万円×30%=30万円の税金が
発生します。

100万-30万=70万円の
内部留保が可能です。

納税をして
手元資金を
生み出していく
という考え方ですね。

1)、2)、
一概にどちらが良いと
いうことはありませんが、
こんな考えも知っておいて
頂けたらと思います。


発行者:
ひまわり経営コンサルティング 内山 崇行(うちやまたかゆき)
厚木市愛甲1-21-3
mail:uchiyama@himawari-consul.link
Tel:090-1790-3077
Fax:050-3488-1518
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