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経営者のタッグパートナー通信【2018年3月号】

このお便りは
従業員30人、年商10億以下の
小規模・中規模企業の
2代目経営者の3大お困りごと

お金のモヤモヤ
人のギスギス
ビジョンのフワフワ
の解消をお手伝いしている

経営者のタッグパートナー 内山タカユキが
皆さんにお役に立ちそうだなと
感じた情報を発信します。

今回の話題はこちら
1.「誌上で開催、脱★ドンブリ経営実践セミナー」

1.誌上で開催、脱★ドンブリ経営実践セミナー


何人かの方から、
「内山さんはどんなセミナーを
やっているのですか?」
と、質問を受けました。

なので、誌上で再現してみますね。

できれば、これを読みながら
自分で紙に書いて試してみて下さい。

まずは、縦に長方形を書いて
その中に
売上高100と書きます。

これは、会社の年間売上高を
100と置いたものです。

次ですが、
売上を上げるには
一般的には何らか
費用が必要となります。

その費用のうち、
売上に比例して
増減する費用を
変動費と言います。

正方形を書き、上の方に
横長の長方形を書いて、

その中に
変動費20
書きます。

例えば、
スーパーで売っているペットボトルの水で

売り値が150円で、
仕入れ値が100円だとすると

この仕入れ値が変動費にあたります。

2本売れれば、売上高 300、変動費 200
3本売れれば、売上高 450、変動費 300
ですね。

もう一つ例を出すとすると、タクシー。
お客さまを乗せて、
走行距離が伸びれば伸びるほど
売上高が上がります。

と、同時に比例して増える
費用があります。

それは・・・・・・・

ガソリン代、燃料費ですね。

こんな風に、
売上に比例して増える費用が
変動費です。

次、売上高から変動費を引いたものを
「粗っぽい利益」と書いて粗利と言います。

この場合は80です。

粗利が売上高に占める割合を
粗利率と言います。
この例では80%ですね。

粗利率は業種によって
大体決まってきます。

粗利率80%は
歯医者さんの平均と言われています。

つぎは、変動費に対して
毎月固定的に発生する費用、

それが固定費です。
70とします。

固定費はざっくり2種類に
別れます。

そのうち、どの会社でも
大体半分くらいを占めるものが
あります。

それは・・・・・・・

こたえは、人件費ですね。

給料、賞与、社会保険料、役員報酬、
などなど

人に関連する費用のことを
まとめて人件費と言います。

そして、それ以外の固定費、

毎月発生する
家賃、リース料、通信費、広告費
などをその他とします。

そして、粗利から固定費を
引いたものが利益となります。

今回の例で言えば10ですね。

ここで、人件費について
ちょっと補足します。

人件費をどのくらいの金額にするか、
多くの社長がお悩みです。

なぜなら、図を見ると
分かるように、
人件費が増えると固定費が増えます。

固定費が増えると
その分、利益は減りますね。

例えば、
人件費が50になったら
こんな感じで、利益が無くなります。

給料は増やしたいが、利益が減るのも困る・・・
というジレンマで多くの経営者が
悩んでいます。

人件費をどのくらいにするか、
その参考となる指標として
労働分配率という指標があります。

粗利に占める人件費の割合を
労働分配率と言います。
この場合は50%です。

「労働分配率がどの位だったらいいのか?」
という問いにたいして、残念ながら答えはありません。

でも、ヒントはあります。

過去の決算書、何期分かを見てみて下さい。

利益が出せて、従業員も満足する給料が
払えた年があったのではないでしょうか。

その年の労働分配率が
御社の基準値となります。

そんな形で、労働分配率を参考に
人件費の算出をしてみて下さい。

さて、この“利益”が、
会社に残るお金でしょうか?

会社としてまだ出ていく
お金は無いでしょうか?
まだありますね。

利益が残ったら必ず発生するのが
税金です。

(注)
見やすくするため、利益の幅を
広げています。ご了承ください。

そして、
利益から税を
引いたものを
税引後利益と言います。

次はちょっと難しい話です。

固定費の中にお金の支出を
伴わない費用があるので、

それを今残っている
税引後利益に足し戻します。

これを
減価償却費の繰戻と言います。

ここは難しいので、
「足すんだな」と思うだけで
進めても良いです。
(気になった方は、別途ご質問ください
説明します)

あと一息。
まだ出ていくお金があります。

大体の会社が
払っているのが
銀行への返済です。

そして次に
発生するのが
設備投資

会社で使う
機械や車を
買うお金です。

最後に残ったのが
繰越金

これが
会社に残ったお金ですね。

以上が、会社のお金の流れを
見えやすくした
「お金のブロックパズル」
です。
この図の中に自分のビジネスの
お金を当てはめて行けば

自分のビジネスのお金の流れが
見える化できますね。

数字を当てはめてみて
こんな風になってしまったら
赤字ですね(注意!)。

こんな風になってたら
黒字でも
返済額は稼げてないので
苦しいですね(これも注意!

こんな風に表したら
分かりやすいですね。

これだけでも十分なのですが、
更にこの図を使いこなしたい方。

この図を使って
根拠のある売上高を立てる方法や、

会社も従業員もハッピーになる方法が
知りたい方は

3月15日19時から海老名で
脱★ドンブリ経営実践セミナー」を
開催しますので、

気軽に足を
運んでみて下さいね。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
発行者:
ひまわり経営コンサルティング 内山 崇行(うちやまたかゆき)
厚木市愛甲1-21-3
mail:uchiyama@himawari-consul.link
Tel:090-1790-3077
Fax:050-3488-1518
ホームページ: http://himawari-consul.link/
1000日ブログ:https://ameblo.jp/himawari-consul/

「脱★ドンブリ経営実践セミナー」 3/15(木) 9時~21時

3.15(木) 脱★ドンブリ経営実践セミナー in 海老名

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