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このメールマガジンは内山が、コンサルティングの現場で起きた事例や
コンサルタントの師匠・仲間などから学んだ事のうち
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一日も早い復興をお祈り申し上げます。
もし、資金繰りの影響等あれば
関わりのある士業・コンサルや
金融機関に早めにご相談ください。
金融機関や公的機関が
相談窓口等を開設する可能性があります。
私でお役に立てることも
何かあるかもしれません。
お気軽にご相談ください。
今回のお題はこれ!
1) 湘南ベルマーレのパワハラ問題に思うこと
2) 「言葉の定義」を整えるワーク
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1) 湘南ベルマーレのパワハラ問題に思うこと
僕がサポーターをしている
湘南ベルマーレで
大騒動が巻き起こりました。
チョウキジェ監督によるパワハラ問題です。
このうわさが出た時、
僕も含むサポーターの多くが
「チョウさんに限ってそんなはずがない」
「あんなに選手想いの監督だから、マスコミがでっち上げてるんだ」
そんな風に感じました。
プレスのコメント等を読んでいると
チョウ監督は怒ると叱るの線引きを明確にしていて
常に選手の成長を考えています。
彼の指導の下、日本代表クラスまで成長した選手もいます。
他チームに行ってからも、チョウ監督の下でサッカーがしたいと
戻ってくる選手も数多くいます。
チームのスタッフと一緒に
駅前でのビラ配りもやるような気さくな人です。
病気になったサポーターに、
わざわざ個別にメッセージをくれるような
人情味のある人です。
誰もが嘘だと思いました。
しかし、調査結果は「クロ」でした。
傷付いた方は多くいらっしゃったようです。
その後のチームの対応も後手に回ってしまいました。
調査結果が出た後も、ベルマーレの会長・社長は
監督の現場復帰を模索し、
それを望む人と、拒絶する人の間で
チームがバラバラになってしまいました。
さてさて、
この一連のプロセスを経て、
「あ、自分も当事者に落ち込んでしまったな」
と感じました。
僕は
コンサルの現場では極力自分ごとに考えて
社長の相談に乗るようにしています。
しかし、それとは別に第三者意識というのは
持っていなければ行けません。
今回の件については
僕もサポーターという側に寄りすぎてしまったために
正常な判断ができなかったし、
会長・社長もチョウ監督を擁護するあまり
冷静な判断ができなかったのだと思います。
第3者意識であるべき形を描き、
当事者意識で現場に落とし込む
この両輪のバランス感覚を
組織のリーダー、リーダーに関わる人は
この感覚を常に持っていたいですね。
あ、そんな大窮地に追い込まれ
大変な湘南ベルマーレですが
僕はサポーターなので
どこまでも支え続けますよ~
2) 「言葉の定義」を整えるワーク
~これは、僕のコンサルタントの師匠である
和仁達也先生の記事よりまるパクリ・・・
もとい転載させて頂きました。
今回は「任せる」という言葉について、
社長と従業員の
意識の違いに気が付く方法の一つです~
今日は、コンサル実践例のシェアです。これは
「キャッシュフローコーチの仲間たちが
クライアントの成果に貢献できる着眼点だ」
と思い、日本キャッシュフローコーチ協会の
facebookグループでシェアしたところ、
「さっそく今月のコンサルティングで実践します!」
等の大きな反響がありました。
そこで、このコンテンツサイトをお読みのコンサルタントや
経営者にもお役に立つかと思うので、シェアしますね。
先日、あるクライアント先の社長から次の
相談を受けました。
「ウチの幹部に先日ある件を任せたのですが、
その後、何の報告もなく、すごく心配なんです。
以前にも、しびれを切らせて
『あの件、どうなっているの?』
って聞いたら
『あ、◯◯さんに伝えたので、やってくれているはずです』
との返事で、結局は放ったらかしでした。
いちいち細かい確認を入れるのも、
彼も嫌だろうし、わたしもしたくない。
それでは任せている意味がないですから。
さて、どうしたものでしょうか?」
上司部下間でのこのようなストレスって、
よく見かけますよね。
この話を聞いて、わたしはピンときたんですよね。
それは、
「社長と幹部の間で、『任せる』についての
言葉の定義が異なる」
のではないかと。
そこで、その日のランチミーティングは
当初の議題を急遽、予定変更。
「ふだんの仕事でよく使っていて大事な言葉に
『任せる』があるのですが、
往々にして、その言葉の定義が10人いたら
10人それぞれバラバラだったりします。
そこで質問ね。
みなさんにとっての『任せる』の定義は何ですか?」
と投げかけ、社長や幹部も含むリーダークラスの
8人全員に紙に書いて発表してもらいました。
その際に、やはり全員の言葉の定義が
バラバラだったのは言うまでもありません。
そして、重要なのは社長と幹部の
『任せる』の定義の違いです。
社長は「任せる」とは、
「責任は自分(依頼主)が担いつつも、
途中経過の相談に乗りながら、目的を果たすこと」
でした。
一方、幹部は「任せる」とは、
「すべての責任を任された人が担った上で、
手段を自分で考えて目的を果たすこと」
でした。
つまり、後半は同じですが、
前半のアプローチが異なっていたわけです。
なので、幹部は
「社長から任された以上は、自分の責任において
やり切るべきだから、途中経過を
いちいち報告する必要はない」
と考えて、言動します。
(ただ、忘れていた等のウッカリミスはあるので、依頼主はヒヤヒヤする)
そして、自分が部下に任せる時も
「任せたんだから、ちゃんとやり切ってくれるはず」
という思い込みで、ノーチェックになります。
(はたから見たら、任せっぱなし、放ったらかしにも見える)
その日はお互いの
「言葉の定義の違いが、どれほど
コミュニケーションのズレを引き起こすか?」
についてみんなに気づいてもらい、
「任せる」ことの定義を揃えることができました。
人は、自分が無意識のうちに作り上げた
「言葉の定義」に従って動き、結果を出す。
もし、望む結果が出ていないのであれば、
「言葉の定義」がズレていないか、確認した方がいい。
ちなみに、この会社では、
翌月以降のランチミーティングでも
「ふだん仕事でよく使う言葉」
をリストアップして、
「言葉の定義をそろえるワーク」を1時間ほど、
継続的にやる予定です。
このミーティングの司会役を務めるのは、
キャッシュフローコーチにピッタリなので、
さっそく協会のfacebookグループで
シェアしたところ、冒頭のとおりの
反響があったのでした。
みなさんの参考になれば幸いです。
(出典元)
https://jcfca.com/media/kiziitiran/cat05/2966.html
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最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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