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おはようございます。
経営者の
タッグパートナー、
内山タカユキです。
「ペッパーランチ」や
「いきなり!ステーキ」を
展開している
ペッパーフードサービスのことが
ネット上でざわついています。
「ペッパーランチ」事業を
売却するとかしないとか・・・
ちょっと気になったので
今年の2月の
決算発表資料を見てみました。
まず売上で見ると
ペッパーランチが8,788百万円、
いきなり!ステーキが57,129百万円
あ〜、主力事業は
いきなり!ステーキなんだなって
この売上構成を見ると分かりますね。
それでは、それぞれのセグメントの
営業利益を見てみましょう。
ペッパーランチは1,225百万円
いきなり!ステーキは1,924百万円
売上高営業利益率・・・・
つまり、売上に対して
どのくらい儲けたかという数値を見ると
ペッパーランチは1,225÷8,788=14.0%
いきなり!ステーキは1,924÷57,129=3.4%
圧倒的に
ペッパーランチの方が
効率が良いのです。
あ、ちなみに、
どっちも黒字っぽく見えるけど、
違いますからね。
本社経費が3,292百万円かかってるから
これを加味する必要がありますね。
それぞれの事業別に割り振ったら
いきなり!ステーキは
大きな赤字になります。
ちなみに、過去にさかのぼって
2017年12月期のセグメント別損益を見ると
いきなり!ステーキは売上高27,005百万円に対して
営業利益2,514百万円。
売上高営業利益率9.3%。
このころはよかったようなのですが、
2018年ころから
店舗が飽和状態となり
収益性が悪化していったようです。
収益の柱である
「ペッパーランチ」の売却話って
考えにくいんですけど
どうなるのでしょうか?
まぁ、正式な発表を待ちましょう。
さてさて、お伝えしたかったのは
セグメント別損益が分かると
こういう判断が出来るってことです。
こんな風に、複数事業をやっている会社さんは
税理士さんと相談しながら
事業別の損得を作っておいて下さいね。
それが難しかったら
社内で作る感じですね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
ではっ
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